会津塗り・会津漆器・会津若松市 蒔絵体験教室もどうぞ - 鈴善漆器店 創業天保3年

会津塗りの特徴

会津塗りの特徴

会津塗り
会津塗り

歴史

漆器の生産は天正十八年(1590年)、蒲生氏郷公が会津に移封されてから吉川和泉守を塗師頭に命じ、漆器の改良に力を注いだ結果、今日の会津塗としての基礎が築かれました。 寛永二十年(1643年)保科正之公が会津に入り、山田右膳を漆器奉行として堅牢美麗な漆器の生産に格段の努力を重ね、研究改良が続けられました。 明治以降漆器の形状、意匠にも改善工夫を凝らし、加飾については色粉蒔絵、朱磨き、消金粉蒔絵等多彩な技法と名工の出現により、会津絵が完成され、生活工芸品として力強い生産が続けられています。

塗り

漆器には、うるしを塗り重ねた堅牢性を特徴としているものと、透明のうるしを塗って木目の美しさを強調しているものがあります。 堅牢性を特徴とした漆器は、完成までかなりの日数を必要とし、市場に出るまでには地塗りを繰り返し、中塗り、 上塗りの工程を経なければなりません。上塗りには、花塗り、呂色塗りなどがあります。 花塗りは、油分を含んだ光沢の強い上塗漆を塗りっぱなしにするもので、熟練を要します。 呂色塗りは、油分の少ない上塗漆を塗り、乾燥後、木炭で研ぎ、磨き上げて仕上げます。

技法

漆器には、黒や朱色の無地と、きれいな文様が描かれているものとがあります。この文様を入れることを「加飾」といいますが、 その技法には単純なものから複雑功緻なものまでさまざまです。 歴史をたどってみれば、ほとんどの技法は中国から伝わったものですが、唯一、 蒔絵の技法は日本で発達した世界に類のない独特のものです。 文様にはこの蒔絵のほかに、漆絵、沈金、螺鈿などがあります。

蒔絵

漆の特性である接着性を応用した技法。漆で文様を描き、乾かないうちに金、銀などの金属粉や、朱、黄などの 色粉を蒔いて文様を描き出す技法。

沈金

仕上がった漆の表面を、文様の輪郭にそってノミで彫り、彫ったところに漆を摺りこみ、金箔(朱の粉を使用すると沈朱) を押しこんでぬぐいとり文様を描き出す方法。

漆絵

仕上がった塗りの表面に色漆(主に朱漆)で文様を描く方法。 昔は盛んに行われましたが、現在ではあまり見られません。

螺鈿

貝ガラの光を放つ部分を薄く切り、漆の表面にはめこんで、文様を描き出す方法。華やかなイメージに仕上がります。

会津塗りのこれから

会津塗り
さまざまな要素が絡み合って生まれる傾向や流行。
急進する社会の中で、読み取ることが容易ではないその変化を、私たちは客観的に知ることが重要だと考えます。

漆の世界は、人々の生活とどのように関わっていくべきか。
伝統の裏づけされた漆だけが持ち得る用の美を認識しつつ、新たなモノづくりを探り続けます。鈴善漆器店は、新たなうねりを生み出しながら未来の本流へと動きだしています。

修理や特注品などさまざまなご要望にも出来る限り対応させて頂きます。何かございましたら、お気軽にお電話くださいませ。

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